剣尾山ハイキング日記
平成12年5月3日
出演 : 石橋、喜多、山下、上原(記)
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ゴールデンウイーク真っ只中の5月3日曇り、私たち高校時代悪ガキ4人衆は、大阪府能勢町の剣尾山にハイキングにやってきました。
今日の天候は曇り。天気予報では晴れのはずだったのであるが。
AM7:30、JR阪和線熊取駅に集合。高校時代なら必ず誰かが1時間は遅刻し、予定どうりにならないのが普通であったが、もう社会人歴10年も経ち、全員時間ぴったりに集合出来たことはみんな成長した証拠なのであろうか。
剣尾山に着く直前の国道173号線で渋滞にはまる。歩道をゆーっくりと歩くおじいさんにも負けるほどのスピードで、今日中に着けるのであろうかと心配になる一行。
AM10:40、登山口にようやく到着。山頂までは約3キロの初心者向けコースだ。
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登山口前で記念撮影。まだみんな元気だ!
しかし、これから先、どれほどの苦労やハプニングが待ち受けているのかは、現時点では誰しも知るよしもなかった。
さあ、がんばって登ろう!
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登山口から約10メートル進んだか。まずここで1回目の休憩。すでに疲れが出始める人が。
この中の一名が、ここいらで弁当にするか!と提案。しかし、こんなところで弁当広げている人は皆無!頂上の景色のいいところで食べないとねえ!
曇りで肌寒い気候だったが、登っていくうちに汗ばんでくる。しかし、休憩すると一気に体が冷えて風邪に注意だ。
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5分ほど歩いただろうか。ここで2回目のしばし休憩。
山下が手にしている棒は、おそらくこの巨大な岩石が転がり落ちないように支えているのであろう。
絶対に触れてはいけないのだ。万が一外したり折ったりしたら、間違いなくこの巨大岩石は転がり落ち、下にいる人々はひとたまりもないであろう。全員即死は免れないのだ。
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次の瞬間、私たちは目を疑った。
なんと、支え棒が巨大岩石から抜けてしまった。山下よ、何てことをするんだ!!!
このままでは、みんなこの巨大岩石の下敷きとなり、プレスされてペラペラになってしまう。
これは何とかしなければ・・・皆がそう思った。
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みんなで支えるんだ!3人は急いでこの巨大岩石が転がり落ちていかないように押し返した。
この岩石、大きさから推定するに、優に5000トンはあるであろう。3人で支えるとなると、一人当たり1667トン。通常の人間なら間違いなく押しつぶされることだろう。しかし、火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、この時、3人はなんとかこの巨大岩石を押し返し、事なきを得た。
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この急坂を軽やかな足取りで駆け上がる一人・・・もとい、一匹の犬。
体力には人一倍自信のある山下でさえ、この犬の体力にはかなわなかった。
この犬、一気に駆け上がったと思ったら、またすぐ下に下りてゆく。そして、また駆け上がる、という無駄な行動をとっているにも関わらず、全く体力の消耗する気配が見られない。うーん、さすがだ!
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おおっと、危険区域に突入!!!
こんなにも険しいところがあったとは・・・聞いてないよ〜!
落ちれば奈落の底。生きて帰れる保証は無い!がんばって上がるんだあぁ〜!!!
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PM12:30、ようやく頂上に到着。
ここで昼食を食べる。運動のあとの食事はうまい!景色もきれいだし。苦労して登ってきた甲斐があったってもんだ!
何?画像が小さくてよく分からない?そんなあなたのために、拡大画像も用意しました。画像をクリックしてみよう!拡大画像が出てきます。
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登山道の途中、枯れた大木があった。
石橋「これは危ない。たまたま通りかかった登山客に倒れかかったら大事だ!今のうちに倒しておこう。」
ということで、酔拳法師範の石橋が蹴り一発で根っ子からなぎ倒す。
山下「うわーっ」
たまたま通りかかった山下に倒した木が直撃。
喜多「こんな登山道の真中に邪魔な木が横たわっている。えーい、邪魔なっ!踏み潰してやる!」
みなさんも枯れ木には十分に注意しよう!
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コースにはいたるところに危険が潜んでいる。
上の図は、景色に見とれて落とし穴に落ちてしまったところである。
こんなことにならないよう、前方不注意には十分に気をつけよう!
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またもやこんな危険が・・・発破作業をしている現場である。
この発破に巻き込まれたら、これまたひとたまりもない!下の図のように、全員ぶっ飛んでいってしまうのである。
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→画面拡大→
登山のあと、温泉に入り、帰路についた。山下家に着いたのがPM6:00頃。
ここでは、山下の新型パソコンでこのホームページを閲覧した。
皆さんお疲れ様でした。今夜は筋肉痛にならないよう、風呂では十分にもみもみしましょう。
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