JR東海と鉄道総合技術研究所は、山梨にあるリニア実験線に新型車両を投入すると発表した。左図がその新型車両の外観図だ。
これでもかというくらいの流線形。流線形もここまでくるとあまりかっこよくない。ここまでしないと目標スピードが達成出来ないのか?
心配は無用だ。この車両は従来車両(いちばん上の写真)を営業線用車両へと発展させるための試験用車両で、営業用プロトタイプではないのだ。従来車両の試験結果を反映しつつ、空力特性や乗り心地などを多角的に把握することが目的なのだ。可能な限り先頭部を伸ばしたそうだ。実際この形状で営業したら、先頭車両にはほとんど乗客が乗れず、不経済極まりないのだ。
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