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これが東北新幹線新型車両?!

でも・・・どこか見覚えのあるこのデザイン・・・

 

JR東日本の東北新幹線に新車が登場した。鮮やかな白色(飛雲ホワイト)に綺麗なブルー(紫苑ブルー)の配色。今後の新幹線の標準色を採用し、中央にはグリーンのラインを用いている。

この電車が走ってきたら、「おお、何だこの綺麗な電車は?」と、みんな注目することだろう。

しかし、よく見ると見覚えのある電車だ。と、ほとんどの人は気がつくだろう。そうなのだ。この車両は、初代(200系)新幹線をリニューアルした電車なのだ

なあんだ、200系にペンキ塗り替えただけの電車か。と言ってはいけない。かなりの改良が施されているのだ。

外観では、右写真を見ると分かると思うが、運転台前面ガラスが曲面ガラスとなり、段差をなくした形状に変更されている。(環境対策を考慮したと言うことだが(空力特性の向上かな?)、デザイン面を考慮したというのが本音ではと思うのは私だけなのだろうか?)

この車両は、昭和57年の開業以来20年近く経過し、そろそろ寿命を迎える。長野新幹線(E2系)や、新型MAX(E4系)で200系の置き換えを進めているが、一斉に置き換えるのは金銭的につらいところで、とりあえず10年程度の延命策として今回のリニューアルを実施したそうだ。

内装は全面的にリニューアルし、旧型車のイメージはほとんど払拭されている。座席は、3列シートが固定式だったものが、回転式に変更され、常に進行方向を向いて座れる形となっている。(進行方向と逆向きに座ると、酔ってしまうことが多かったが、これで電車酔いから解放!これはありがたい!!)

今回のリニューアル200系の配色は、私個人的には大変気に入っている。基本色は、長野新幹線(E2系)や、新型MAX(E4系)と同じ白にブルーのツートンを採用しているが、アクセントのグリーンのラインが妙にマッチしている(この写真ではいまいちに見えるが、実際は綺麗なグリーンなのだ)。

E2系の赤ラインや、E4系のイエローラインは、いまいち合っていない気がするのは私だけ?(人それぞれ美的感覚が違うので、みなさんはどう感じているのだろうか?)

このリニューアル200系は、3月下旬から営業運転を開始するとのこと。

 

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